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■化粧品の最大の問題
化粧品はお肌に浸透しないという事実
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化粧品成分は過去30年間に目覚ましい進歩を遂げました。
バイオテクノロジーの進歩は、お肌を構成するアミノ酸の
組み合わせを、人工的に合成させることを可能にしました。
2001年の薬事法の改正で、かつての医薬成分の多くのが
化粧品にも配合できるようになりました。
それらの恩恵で、今日の化粧品、特にスキンケア製品の可能性は
無限に拡大されたはずでした、、、、
しかし、
その反面、そういった素晴らしい成分をお肌の奥に
送り届ける技術は、ほとんど進歩が見られませんでした。
化粧品の開発に携わっている人は全員知っていますが、
どんな素晴らしい成分が開発されても、脂で覆われた人の肌
にその成分を浸透させることはとても難しいことなのです。
現実には、浸透しない化粧品が大半で、
そこに配合される成分は、本来の効果は発揮されず、
翌朝のシャワーで排水口へと流れていってしまうのです。
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■化粧品の最大の疑問
なぜ、お肌に浸透させる技術が普及しなかったのか?
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実は浸透させる技術がかつてなかったわけではありません。
1980年代にクリスチャンディオールがカプチュールという製品で
初めてリポソームという浸透技術を採用しました。
この方法によって化粧品は大きな転換期を迎えたかに見えたのですが、
製造工程の複雑さ、製造コストの高さ、そして大量生産に向いていない
という致命的な理由で、今日迄本格的に普及していません。
これ以外にも、ニオソーム、ノヴァソーム、トランスファーソーム
などが各社から発表されましたが、同様の理由で普及に至っていません。
日本の大手化粧会社が、リポソームという名前のついた商品を
販売していますが、これも電子顕微鏡で見てみると分かりますが、
本来の浸透効果を発揮するにはほど遠い、低レベルのものなのです。
(つづき) @・A・B